千歳緑の長財布なら縁起も担げます & 冬のカラーパレット

鞄工房山本の二見です。
来週はもう12月。急にさむくなったのでワードローブの切り替えも大変です。
今回は、冬らしくコクのある色にスポットを当てたいと思います。
mist nara
↑朝、山あいに立ち上るもや(?).
影の濃い緑と雲のグレー/白、が逆光の中で風情を出しています。

きれいなだけではない、縁起も担げる千歳緑

forest green card case

千歳緑「ちとせみどり」と私たちは読むことにしていますが、「せんざいみどり」、や「せんざいりょく」と読むこともあるようです。訓読みのほうがマイルドに聞こえます。最後の読み方では「潜在力」とか「洗剤力」と想像してしまいそう。
松葉のように深い緑。意味としては、「常盤木」である松のように、千年もの長い時間を経ても色褪せない緑ということになります。別に冬の色というわけではないのですが、縁起の良い色なので色の雰囲気だけでなくお正月の時期のプレゼントにも合いそうです。
実は私は「千歳緑」という名前をきいて松ではなく苔を想像していました。ちなみに松葉色という色もあるそうで、その他にも末にちなんだ色の名前である老緑 常盤色 と比較するとこんな感じです。(久々のカラー鹿です)
4 different pine greens

同じ松の木を見ているのに、とらえ方(着眼点?)・表現の仕方が全く違うのが面白いですね。
・常盤色は「常にあおあおとしている」かのようにあでやかな黄緑。
・松葉色はすこしくすんだ黄緑ですが、明るさを残しています。
・千歳緑は今述べたように「千年経っても色褪せない深い緑」
・老緑になると千歳緑よりも青みが抜けています。より枯れてきた感じがします。

ここで恒例のツッコミが。常盤木、って常緑樹のことならあの落ちてる松葉は何だ!
調べてみると新しい葉の成長に合わせて常にすこしずつ落葉しているとかで、季節によって葉の色が変わってそのあと全部落ちてしまう、といったことではないようです。

深い、渋みのある色だけに、一応私たちの12色の中ではメンズ寄りの位置づけですが、女性の方にもお持ちいただけます。一般に、グリーン系の色は好き嫌いがはっきり分かれると言われています。グリーンの服や小物を持っている人なら複数持っているのに、苦手な場合は本当に一つも持っていない。私は、グリーン系は何色でも合わせやすいと思っています。理由は、どんな色の花にも緑の葉や茎がついているので……

限定商品:メンズ長財布 小銭入れ付き

今回のブログでは、実は今まで隠していた商品をお見せします。
数量限定なので今のところ実店舗でのみ(2019年1月オープンのWeb店舗にはひとまず掲載せず)展開予定ですが、長財布(小銭入れ付き)です。

またツッコミが聞こえてきます。
あえて小銭入れをつけずにスマートな束入れを提案してたんじゃなかったっけ!?
そうなんです。でも小銭入れを別でお持ちじゃない方のために…(汗)ちょっと作ってみました。
long wallet in forest green
↑実は閉じている状態では束入れ(長財布 小銭入れなし)と同じ外見、同じサイズです。(汗)
サイズ W190 H90 D18 ファスナーの分だけ厚みが3mmプラスされています。 
小銭入れの部分はファスナー式ですが、厚みが出過ぎないように作っているので「本当は小銭をあんまり持ちたくないからできるだけ増えないように気を付けている」方にもおすすめです!
カードケースは8箇所。
forest green long wallet with compartment for coins

もちろん、束入れを同じくマチつきのお札コンパートメントに、全幅の平ポケットが2つありますので収納力も万全です。
pockets of long wallet in forest green colour

以前もご紹介しましたが、この千歳緑と憲法黒(けんぽうぐろ)は地味なようで粋な組み合わせです。渋いです。
forest green and black
↑束入れバイカラー(スリム) 憲法黒×千歳緑 29,000円 ブックカバー(文庫本サイズ)千歳緑15,000円 

日本庭園の秋の色

ところで、奈良県には立派な日本家屋が多いことは前にもお書きしたことがあります。本日工房近くの素敵なお宅にお邪魔して、お庭の写真を撮らせていただきました。
杉苔もきれいです。
hair moss

以前、秋のパレットを鹿革で作って掲載していましたが、秋も深まり冬が近づいてくるうち、本当はもっと色が混ざっていることに気づきました。
↓こちらがその時のパレットでしたが、
autumn colours

実際は
revised autumn colous
千歳緑も入るべきでした。

なぜなら
early winter
この光景が印象的だったので。

鞄工房山本
二見

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