14色目は紺藍。 菜の花色と、若葉色と絶妙な組み合わせができます。

皆様こんにちは。
鞄工房山本の二見です。

しつこいようですが、革製品Webサイトオープンまであと1日。
前回は画像の解像度のお話をちらっとお話しました。

加工の終わった画像をサイトにいれてもらったら……あれ?
鹿革名刺入れの商品ページ、なんせ14色(2019年1月27日現在)あるので、色違いが画面に全部並ぶだけでも印象強いです。それが、なんか変。
お腹いっぱい、というか、「私のこと見て~」みたいになっています。
これは、トリミングの失敗でした。

商品の縦横比率が色々なのに、それを考慮せず機械的にトリミングをやったらこんなにおかしなことに。

やり直し。
web page deerskin card holders

だいぶスッキリしました。(画面をクローズアップしています)
これなら押し付けがましくないオススメの仕方、みたいになっています。

あとは、テキストの確認をして、動作確認をオープンまで続けて、で、あっという間に28日が来そうです。

紺藍と、無限大かもしれない藍色のトーン

前回は 薄藤色・菜の花色・若葉色 をご紹介すると言っておきながら、薄藤色のお話に終止。というわけで、予告どおり今回はもう少し菜の花色若葉色を、未紹介の最後の色、

  • 紺藍

と一緒に改めて。
本日はなんと、進行中のやわらか~い小銭入れサンプルの画像までお見せします!

まずは、これが紺藍。
deerskin long wallet indigo blue

鹿革束入れ 紺藍 36,000円(税別)7色展開

「紺藍」は、字面を見たまんまの色の意味合いです。
藍はindigo で、最古の染料のひとつとして世界中で親しまれています。世界中で履かれているジーンズの本数を想像すると、ほんとにポピュラーです。といってもこの革が藍染め、ということではなくてその色を表現しているという意味です。

日本の藍染で言うと、色の濃さにより名前が変わります。
以前藍染の糸を島根の紺屋(こうや)さんに作っていただいたことがあるのですが、そこでは薄い順から

甕覗き(かめのぞき)
水浅葱 (みずあさぎ)
浅葱 (あさぎ)
納戸 (なんど)
縹 (はなだ)
藍(あい)
褐色 (かちいろ)
中紺 (ちゅうこん)

と、呼んでおられました。ところが、今ネットで調べると、もっとある……。

青黛(せいたい)、留紺(とめこん)、他にもやまほど。

さらに、納戸や浅葱それぞれの中でも更に異なるトーンがあり、
高麗納戸(こうらいなんど)、御召御納戸(おめしおなんど)……、
陰浅葱(かげあさぎ)、錆浅葱(さびあさぎ)……、
調べてわかった名前だけでも、挙げきれません!

昔の人って、粋なだけでなくいろんなことを楽しんでおられたようですね。季節の楽しみかた、色の楽しみかた、今よりも念入りです。
ちなみに「おめしおなんど」って丁寧語が重なっておかしく聞こえる名前は、将軍が好んで着た御召(これは今でも記事の名前として使用されています)の色だそうです。キャサリン妃が着ているのと同じ服がすぐ売り切れる、ってな話をききますが、当時の日本やったら、同じ色を着たら失礼、みたいなことはなかったのでしょうか。

このたくさんの名前の中には、今で言うアパレルのブランドみたいな染屋さんか呉服屋さんが、好きなように色に名前をつけたのが今も記録に残っている、っていうケースもあるでしょうね。そう考えると、古くから伝わる色の名前は、当時の「コピーライター」の手によるものだったのかも!

indigo tones

さて、前述の藍色トーン8種類を、複数の資料をもとに再現したらこうなりました。
我らが紺藍は、

藍と褐色の間に位置しそうですね。

紺藍でマジメすぎない組み合わせ提案

組み合わせ提案、と言いましたが、現在(2019年1月27日)店頭展開中の商品でも紺藍を使ったバイカラーの鹿革製品がすでにあります。
まずはバイカラー束入れの紺藍、黒と合わせてキリッとしています。

deerskin long wallet indigo blue kempo black

鹿革バイカラー束入れ 紺藍×憲法黒 29,000円(税別)6種類展開

名刺入れバイカラーは9種類お出ししています。そのうち3種類で紺藍が登場します。(奥から)
bi-color card holders

鹿革名刺入れ(バイカラー) 紺藍×黄金色 各12,000円(税別)
焦がれ色×紺藍
千歳緑×生成り
黄金色×紺藍

この写真、すごく気に入っているのです。
私の自信作、では残念ながらなくて、京都のプロの写真家さんに撮っていただいたものです。スティル・ライフでも感情がかきたてられるスティル・ライフです。
明日オープン予定のWebサイトには、他にもご覧頂きたい美しいイメージが豊富に掲載されています。
私達も早く皆様にお見せしたいです!

マジメすぎない組み合わせ、と題したけれど、ここまでは以前に皆様にお見せしたものばかり。
新しい組み合わせの候補を、小銭入れのサンプルでお見せしましょう。

いままでサンプルをプレビュー、といってお見せしたときは遠くから撮影して小さくぼんやりと写っていただけなので、今回は、近くから、くっきりお見せします!

まずは紺藍と若葉色の組み合わせ!

そして、紺藍と菜の花色の組み合わせ!

私は特に若葉色と合わせたものが爽やかで気に入っています。でも、菜の花色との組み合わせも元気一杯できれいです。

え?なんですって?
「近くから撮影して、はっきりサンプルを見せるって言っても、これじゃ近すぎて何も見えない」、ですって?

すみません!
全容はまだお見せできません。完成するまで今しばらくお待ち下さい。

と、いうわけで、Webサイトオープン前日も、様々なことが並行して起こっているのでした。

鞄工房山本 二見

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