鹿革サンプルと「Nara, Japan」の不思議

こんにちは。鞄工房山本の二見です。
長い間おまたせしていた革製品 Web サイト、昨日オープンしました。

鞄工房山本の革製品 Web サイト

たくさんの方にお助けいただいて、良いサイトができたと思っております。お時間あるときにぜひ覗いてみて下さい。

本日はサイトのご案内をいたします。よりお楽しみいただくためのナビです!

きれいな色を、きれいにご覧いただけます。

top page wallet

(ランドセル以外の)革製品プロジェクトは、鹿革の小物からスタートしました。Web サイトも、しばらくの間鹿革が主役。このシリーズで見どころは、なんと言っても豊富な色展開と素材の質感です。

「質感」の一言には、時としていろんな角度からの情報が盛り込まれます。

  • 触った感触
  • 乾いている OR 湿っている
  • 柔らかい OR 硬い
  • 冷たそう OR 温かそう
  • 艶がある OR マット OR ざらざらしている
  • 厚い OR 薄い

え?
なんですって?

「厚い、薄い」は質感じゃない?
通常はそうかもしれません。でも、革の場合、手の中に握った感触の「丸さ」みたいなものも大いに質感として関わってくるので、厚さ、薄さは質感と直結です。

私達の使用している、藤岡勇吉本店の鹿革は、一番近い触り心地で言うと赤ちゃんの肌です。(ただし、プニッとしているわけではありません)
すなわち、キメが細かくて、マットだけれども滑らか。サラッとしているけど、潤っている。柔らかいけど、張りがある。

なんてうらやましい。私もそんなお肌になりたいよ。

その質感を写真で最大限にお見せしたい! と思っていたら、ほんとに写真の美しいサイトができました。特に、大きめの画面で見たときに、触ってみたくなるような再現性の高さ。

そこまでご興味をお持ちいただいたら、次はぜひ触ってみて下さい。
というわけで、無料の鹿革サンプルをご請求いただけます。

鹿革サンプルをリクエストしていただけます。

そうなんです。ここまで
「触り心地がいいですよ、いいんですよ」
と言っておきながら、「でも触らせてあげませんよ」とまでつれない私達ではありません。

sample request

各ページ下にバナーがありますので、そこからご請求ください。

そして、お送りする鹿革サンプルは……

deerskin whole

こーんなに大きいもの!

は、残念ながらお送りできないので、下記のフォーマットでお送りします。

deerskin sample sheet

deerskin swatches

2色のできるだけきれいな組み合わせをこちらで選んでお送りいたします。

お気づきでしょうか、手前の赤銅よりも奥の空色のほうが厚みが勝っています。
天然由来の素材であるため、もともと革には1枚1枚厚みに多少のばらつきがあります。さらに、1枚の中でも厚みが一定しません。シボの出方も様々ですので、その変化もプレビューとしてお楽しみいただけたら幸いです。

さて、私達が全力でオススメしている、藤岡勇吉本店のこのFUJIOKA DEER。素仕上げでお出ししているので、多少デリケートであることは否めません。
では、自然な風合いをある程度キープしつつ、汚れや傷をそこまで気にしすぎず鹿革製品を毎日お使いいただくための解決法は? それが、防汚移染処理です。言葉はいかついですが、とてもいい奴です。

上の王子のブログでもご紹介済みですので、私はあえてその詳細は申しません。ご希望の方は、鹿革アイテムを選択されたあと、「ご注文情報入力」の……

option protection

ここにチェックを入れて下さい。
なお、このオプションは夢こうろ染を除いた鹿革アイテムにのみお選びいただけます。というわけで、大変優秀なプロテクションではありますが、ランドセルの革を使用しているパスケースにはご利用いただけません。

「Nara, Japan」の謎

top page

「Made in Nara, Japan」の文言。トップページであらわれます。
これが New York だったら? トウキョウ やったら? 「, 国名」なしで書きそうですよね。キョウトも自信満々に、単独で Kyoto でしょう。

でもこの愛すべき奈良の人たちは、
「奈良ってそんなに知られてへんし……」
という控えめさから、「日本にある奈良のことです」という意味をこめて、
Made in Nara, Japan
としました。

いや、十分奈良も有名だとは思うのですが。

nara hotel

控えめなのは鞄工房山本の奈良人に限らない、という証拠(?)に、あの格式高い奈良ホテルさんも 「Nara, Japan」表記をされています。

私は大阪出身なので、その控えめさが可愛く思えてしまいます。
頑張れ、奈良。

そういえば、Paris, Texas という映画がありました。テキサス州にあるパリという町(何もない田舎町)がでてきます。それこそ、「テキサス州にあるパリのことです」という意味ですね。
何もついていないと、おフランスざんす、のパリ様を皆想像するから。

「日本の奈良」と言わなくてもわかってもらえるように、「奈良の鞄工房山本」と言わなくてもわかってもらえるように、がんばります。
あれ、昨日の王子の、「革製品の鞄工房山本」といってもらえるように、とかぶってしまいました。

なんせがんばります。

鞄工房山本 二見

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